仮想通貨投資を始めようと思っていてもこんな疑問はありませんか。
- 「仮想通貨」という言葉は聞いたことあるけどビットコインってなに?
- どうやって投資するの?
- どれぐらい儲かるの?
こんな疑問を解決するために、今回は、ビットコインや仮想通貨の基本について詳しく解説します。ビットコインがわからない初心者の方向けの記事になっています。
筆者も実際にビットコインに投資していますので、経験からの話も交えて解説します。できるだけ専門用語を使わずに説明しますので、ぜひご覧ください。
口座開設方法がわからない方は以下の記事を参考にしてください。
【無料】コインチェックの口座開設方法を画像付きで開設!にて詳しく紹介しています。
仮想通貨の中にビットコインがある
ビットコインについて説明する前に、仮想通貨とはどんなものなのかを説明しておきます。ビットコイン=仮想通貨ではなく仮想通貨の中にビットコインがあります。
当然ですが、仮想通貨には実物の通貨は存在しません。仮想通貨とは、簡単に言うと、インターネット上で使用できる独自の通貨です。
よく電子マネーと同じだと思っている人がいますが、違います。電子マネーは、法定通貨(ドルや円)を基準としています。法定通貨の代替です。
仮想通貨は、特定の国の法定通貨に保証されていません。世界共通の通貨となります。
ビットコインとは
ビットコインは、2008年に世界で最初にできた仮想通貨です。
ビットコインの詳細情報
(2023/4/19時点)
時価総額:約78兆円
→仮想通貨の中で1位
発行上限枚数:2100万枚
目的:日々の決済を安く、早く
海外では、KFC、マクドナルドなどのファストフード店やスターバックスなどのカフェなどで使用できます。日本でも、ビックカメラグループやメガネスーパーなどの店舗決済でビットコインが使用できます。
AppleやGoogleをはじめ、多くの企業がビットコイン決済に注目を集めているため、成長が期待できます。また、発行上限が2100万枚と決められており、インフレ対策になることから「デジタルゴールド」とも呼ばれています。
仮想通貨時価総額第2位のイーサリアムとの違いについては、こちらから
法定通貨との違い
ここからは、日本円やアメリカドルなどの法定通貨との違いについて解説していきます。違いは主に以下の3つです。
- ブロックチェーンを使っている
- 発行元が存在しない
- 国際送金が即日でできて安い
一つずつ詳しく解説します。
ブロックチェーンを使っている
ビットコインの取引(購入や売却)には、ブロックチェーンという技術を使用しています。
ブロックチェーンとは、取引データを一本の鎖のようにつなげ、正確な取引データを維持する技術です。
全ての取引を台帳に記録し、それを1本のチェーンでつなげて管理しているため、ハッキングするには、全ての取引を改ざんする必要があります。それは、とても困難なため、ハッキングに強いシステムだと言われています。
わかりにくいと思うので、図を作りました。
このように、ブロックチェーンという新たな技術を使って、セキュリティを強化しています。
発行元が存在しない
日本円は日本銀行、アメリカドルは連邦準備銀行のように、法定通貨は国の中央銀行によって発行されています。
ビットコインは違います。ビットコインに発行元は存在しません。開発者は存在しますが、管理者はいません。
じゃあどうやって発行されるの?
プログラムによって発行されている!
ビットコインは、あらかじめ作られたプログラムの条件に当てはまった時に、発行されるようになっています。
国際送金が即日でできて安い
3つ目は、発行元が存在しないことによるメリットです。ビットコインを使うことで、国際送金のコストと時間を大幅に削減できます。
送金時間 | 手数料 | |
法定通貨 | 1~5日 | 約3000円 |
ビットコイン | 約10分 | 無料 ※取引所によってかかる場合もある |
このように、ビットコインで送金することで、法定通貨より断然早く、安くできます。これは世界共通の通貨であるビットコインの大きなメリットです。
ビットコインの価格推移
ビットコインの価格がどのように推移してきたのか解説します。
一番最初の取引は、2010年に1万ビットコインでピザ2枚購入したと言われています。本格的に金融資産として取引され始めたのは2015年ごろからです。そこから徐々に上がり続け、2021年のピークでは、1ビットコイン750万円を超えています。
グラフでは750万円に達していません
2022年は、世界情勢や金融政策の影響を受け200万円代まで下がっています。今後どのような推移をするかは誰にもわかりません。
ですが、予測することはできます。ビットコインの有名な予測を1つ紹介します。
ビットコインは1億円になる可能性も?
ストックフローモデルという分析方法を使用して、将来のビットコインの価格を予測しているものを紹介します。
ストックフローモデルとは
市場に存在する量(ストック)を年間供給量(フロー)で割ることで算出
もともとは金や銀などの商品の希少性や価値を測るための分析モデル
このモデルでは、2025年には、1ビットコイン100万ドル(約1億3000万円)を超える予測となっています。もちろん、予測のため確証はありませんが、可能性はあります。
その理由として、世界中の大企業がビットコイン決済を採用したり、ビットコインが国の法定通貨になったりしています。それだけ、期待していて、可能性がある証拠です。
そんなビットコインで儲けるための投資方法を次の章で解説します。
積み立て投資を行う
おすすめのビットコイン投資方法は、積み立て投資です。積み立て投資とは、一定期間ごとに一定額を長期的に投資する手法です。積み立て投資には、以下のようなメリットがあります。
詳しい解説は以下の記事でしていますので、ご覧ください。
【初心者向け】仮想通貨の積み立て投資で稼ぐ方法を解説!メリットは?
最大のメリットである、「価格が高い時に少なく、安い時に多く買える」のみ解説します。
価格が高い時に少なく、安い時に多く買える
これをドルコスト平均法と言います。一定期間で一定額の仮想通貨を購入するため、仮想通貨の価格が高い時は数量が少なく、価格が安い時には数量が多くなります。
結果、長い期間では平均的な価格で仮想通貨を購入できます。
わかりにくいと思うので、例で説明します。
例)毎月1万円分の仮想通貨を買うとき
1月 仮想通貨の価格が1万円
→1仮想通貨購入
2月 仮想通貨の価格が2万円に値上がり
→0.5仮想通貨購入
3月 仮想通貨の価格が5千円に値下がり
→2仮想通貨購入
平均すると、3万円で3.5仮想通貨なので、0.86万円で1仮想通貨購入できたことになります。
このように、投資タイミングを考えなくても、効率良く投資を行うことができます。
あとは取引所で購入するだけ
基礎知識が得られたので、あとは投資するだけです。たったの2ステップで投資できます。
1.仮想通貨取引所を解説
2.日本円を入金し、定期的に一定額のビットコインを購入
1.仮想通貨取引所を開設
仮想通貨取引所とは、仮想通貨を売買するための場所のことです。初心者におすすめの取引所はコインチェックです。
口座開設方法は、【無料】コインチェックの口座開設方法を画像付きで開設!にて詳しく紹介しています。
2.日本円を入金し、定期的に一定額の仮想通貨を購入
開設した仮想通貨取引所でビットコインを購入します。購入する間隔、購入額は、自分の生活に合ったものを選んでください。
購入する間隔は、一週間ごと、毎月などがありますが、定期的であれば自由です。購入額は、失っても生活に困らない金額です。生活費を投資に回して、すぐにビットコインの価値が大暴落してしまうと、生活できなくなるからです。
まずは、少額から投資しましょう。
コインチェックでの日本円入金方法、仮想通貨を購入する方法は、【コインチェック(Coincheck)】仮想通貨購入方法を画像付きで解説!にて紹介しています。
「確実に儲かる」は詐欺!
最後に一つ注意していただきたいことがあります。それは、ブログやSNSなどでの投資勧誘です。
「確実に儲かる方法を教えます」、「この銘柄は絶対に上がります!」などと情報を教えるためにお金を要求してきますが、それは詐欺です。確実に儲ける方法はありません!
また、「預けてくれたら〇倍に増やしてあげるよ」などとお金を預かり、一定額集まったら、逃げるというポンジスキーム詐欺も流行っています。見知らぬ人にはお金を預けてはいけません。投資は自分で行いましょう。
投資には儲かるリスクがある反面、損するリスクもあります。未来は誰にもわかりません。それを理解してから投資するようにしましょう。
とてももったいないので詐欺だけには、絶対に引っかからないでください!
ブログは読みにくい、文字だと分かりにくいという人向けにInstagramもやっています。
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正しい知識を付けて、一緒に儲けていきましょう!
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