ビットフライヤー(bitFlyer)で仮想通貨を売却しようとしたけど、わからないことがあったなんて経験はありませんか。
- どこで売ればいいの?
- 方法は?注意点は?
- 日本円へ出金するには?
そんな人のために、ビットフライヤーの仮想通貨売却と出金方法を画像付きでわかりやすく解説します。また、注意すべき点や必要なものについても説明しますのでぜひ、参考にしてください。
ビットフライヤーの口座を開設していない方は、ビットフライヤー口座開設方法 から開設しておきましょう。
ビットフライヤーでの仮想通貨購入方法がわからない方は、ビットフライヤー購入方法 で解説しています。
先に結論:売却と出金は別の手続き
bitFlyerでビットコインを売る場合、①BTCを売って日本円にする、②bitFlyerの日本円残高を確認する、③本人名義の登録銀行口座へ出金申請する、という三段階があります。売却の確定画面を押しただけでは、銀行口座にはまだ振り込まれません。「売却した」と「銀行へ着金した」を区別すると、途中で止まっても確認先がわかります。
| 状態 | どこにある資産か | 何を確認するか |
|---|---|---|
| 売却前 | bitFlyer口座のBTC | 売る数量と提示される日本円の見積り |
| 売却完了 | bitFlyer口座の日本円残高 | 取引履歴・JPY残高 |
| 出金申請済み | 銀行振込の処理待ち | 申請状況・手数料・受付日時 |
| 銀行着金 | 登録銀行口座の日本円 | 銀行側の入金明細 |
この記事は現物BTCの販売所売却を中心に説明します。保有する数量がゼロなら売却はできず、本人確認や口座の利用制限によっては先に手続きが必要です。ブラウザの取引所やLightning現物は注文方法が異なるため、後半で費用と成立条件だけを比較します。
ビットフライヤーで仮想通貨売却と出金に必要なもの
売却の前に確認するもの、出金に必要なもの
BTCの売却だけなら、売る数量を保有し、現物の売買機能を利用できることが出発点です。日本円を銀行へ移す場合は、本人確認済みのアカウント、本人名義の登録銀行口座、出金の認証手続きが必要になります。銀行口座は「どれでもよい」わけではなく、bitFlyerに登録できる本人名義かどうかが条件です。
画面でJPY残高が表示されていても、それは銀行預金とは別のbitFlyer内の日本円残高です。出金先口座の登録状態や出金可能額がゼロなら、売却完了後も出金手続きが進められないことがあります。先に登録する場合は、銀行名・支店・口座番号・口座名義が自分の情報と一致しているか、サービス内の公式画面で確認してください。
また、第三者に頼んで銀行口座への出金を代行してもらう必要はありません。ログインパスワードや認証コードを求められても渡さず、公式サービスの画面から操作します。出金時の認証方法は設定内容によって異なり、現在の公式案内では認証アプリ、SMSなどの選択肢が説明されています。二段階認証の復旧が必要なら認証設定と機種変更・復旧のガイドも確認してください。
売却にはBTCなどの保有資産と利用可能な口座が必要です。日本円の出金には、本人名義の登録済み銀行口座と必要な認証手続きも確認します。
出金先はbitFlyerで登録できる本人名義の口座を使用し、出金先銀行別の手数料を比較してください。理由は、入金に必要な振込の手数料が無料だからです。
振込手数料が無料の銀行口座を紹介しますので、開設がまだの方はぜひ、開設してください。コンビニATMの利用手数料も無料です。(規定あり)
【売却と日本円出金】基本の2段階
ここからは具体的な売却と出金の方法を画像付きで丁寧に解説します。もしわからない部分や困ったことがあったら、コメントかInstagramのDMにて聞いていただければお答えします。
インスタアカウント→初心者のための仮想通貨講座
ビットフライヤーのアプリでは売却、出金が簡単にできるため、インストールしておくことをおすすめします。
アプリは、AppleユーザーならApp store、androidユーザーならgoogle playストアから「ビットフライヤー」と検索すると、ダウンロードできます。
1.持っている仮想通貨を売却する
初めに購入した仮想通貨を売却し、日本円に変換します。仮想通貨の売却方法は、二つあります。
「販売所で売却」、「取引所で取引」の2種類です。違いについては、ページ下部で解説しています。
販売所は売買手数料が無料でも売値と買値の差(スプレッド)があります。取引所・Lightning現物では方式・取引量に応じた売買手数料と約定条件を確認します。
今回は価格が提示される販売所での現物売却を説明します。売買手数料無料の表示だけで総費用がゼロになるわけではありません。
(1)ビットフライヤーアプリ下部メニューの「ホーム」をタップ
(2)売却したい仮想通貨(今回はビットコイン)をタップ

(3)「売る」をタップ

(4)売却したい仮想通貨の数量を入力
(5)「売り注文に進む」をタップ
(6)数量を確認し、「売り注文を確定する」をタップして売却完了

これでビットコインの売却は完了です。入出金履歴や注文履歴は、アプリ下部の「メニュー」→「自分の名前」→「アカウント履歴」をタップすると見れます。
JPY入力とBTC入力を取り違えない:架空の売却例
画面に出る「BTC」は売る通貨の数量、「JPY」は日本円の金額です。公式FAQでは売り注文画面の「↑↓」から入力単位を切り替え、金額または数量を指定する方法が案内されています。アプリではメニューの位置が更新されることがあるため、本文の古い画像とボタン配置が違う場合は、bitFlyer公式アプリ案内を優先してください。
例として0.003 BTCを保有し、その半分の0.0015 BTCを売却したいとします。仮に売却画面の提示価格が1 BTCあたり800万円なら、受け取る日本円の目安は0.0015 × 8,000,000=12,000円です。売却後に残るBTCは0.0015 BTC。この価格は計算用の架空値で、現在の相場ではありません。実際の注文では画面上の売却提示価格・数量・受取予定額を確定前に見てください。
「12,000円分を売りたい」ならJPY指定、「0.0015 BTCを売りたい」ならBTC指定という違いがあります。単位を逆にしたまま確定すると、想定より多く売るなどの操作ミスにつながります。価格は変動するため、確定直前の数量と円換算額の両方を確認します。売却完了画面を閉じた後は、BTC残高の減少とJPY残高の増加、取引履歴の成立を突き合わせます。
取引所の指値を使った場合は「注文した=売れた」ではない
販売所と違い、かんたん取引所やLightning現物では板と呼ばれる売買注文の一覧に注文を出す方法があります。指定した価格に買い手がいなければ、売り注文が未成立のまま残ることがあります。たとえば0.002 BTCの売り注文を出して0.0005 BTCだけ成立したなら、残り0.0015 BTCは未成立です。日本円として利用できるのは、成立して受け取った部分の金額に限られます。
未成立の注文があると、その数量のBTCは別の注文に使えない場合があります。二重に注文し直す前に、注文履歴で「注文中・一部約定・約定済み・取消済み」のどれかを確認しましょう。詳しい板と注文方法は指値と成行の違いで解説しています。
「売る」ボタンが押せないときは、原因で対応を変える
| 画面で起きていること | 最初に見る項目 | 次に取る対応 |
|---|---|---|
| BTC数量が足りない | 保有残高と入力単位 | BTC数量・JPY金額の切替を確かめる |
| 「売る(現在停止中)」 | 販売所の受付状況 | 公式のお知らせを見て再開を待つ |
| 売り注文を出したのにJPYが増えない | 販売所か取引所か、注文状態 | 取引所の未約定・一部約定を確認する |
| 履歴が見つからない | 利用している口座とサービス | 公式のお取引レポート・履歴を確認する |
bitFlyerの公式FAQでは、販売所は取引状況によって「売る(現在停止中)」と表示される場合があると案内しています。この表示を残高不足や通信障害と決めつけず、画面の案内に従って時間を置いてください。どの原因でも、エラーの直後に同じ注文を連打するのは避け、注文履歴で成立の有無を確認します。
売却ボタンを押した後にアプリが閉じた場合も同じです。すでに約定している可能性があるので、再度売却する前にBTC数量とJPY残高、成立履歴を照合します。表示上の見積額だけでなく、注文が実際に成立した数量を確認するのが重要です。公式の販売所・取引所別売却FAQにも方式別の手順が記載されています。
2.売却して得た日本円を銀行口座に出金する
次は、売却して得た日本円の出金方法を解説します。出金には以下の手数料が発生します。
| 三井住友銀行の出金の場合 | 3万円未満の出金なら220円 |
| 3万円以上の出金なら440円 | |
| 三井住友銀行以外の出金の場合 | 3万円未満の出金なら550円 |
| 3万円以上の出金なら770円 |
ビットフライヤーでは、三井住友銀行の口座を開設しておくと、出金手数料が安く済みます。
(1)ビットフライヤーアプリ下部メニューの「入出金」をタップ
(2)下へスクロールし、「銀行口座へご出金」をタップ

(3)お客様口座情報に登録されていることを確認し、出金したい金額を入力し、
「出金する」をタップ
※入力する出金額と手数料・受取予定額を最終確認します。
(4)口座情報を確認し、「出金」をタップ

(5)必要な二段階認証を行い、出金申請の受付状態を確認
出金申請が受け付けられても、銀行での着金は別です。bitFlyerと銀行の処理状況を確認します。
出金可能額・手数料・着金額を別々に見る
売却で12,000円を受け取ったという架空例を続けます。bitFlyerの日本円残高が12,000円でも、他の制限や未処理の出金があれば、その全額をただちに銀行へ送れるとは限りません。まず「出金可能額」を確認します。公式FAQでは、ログイン後の「入出金 > 出金・送付 > 日本円」から、あらかじめ登録した本人名義の銀行口座宛てに申請すると案内しています。
2026年10月26日時点の公式手数料表では、3万円未満の日本円出金は三井住友銀行宛て220円、その他の銀行宛て550円(税込)です。3万円以上はそれぞれ440円と770円です。出金額と手数料の扱いは注文・申請画面の表示が基準です。たとえば「総額12,000円を出金と費用の予算にする」なら、その他銀行へ出金する場合は12,000−550=11,450円を受取予定額の目安として計算できます。ただし画面で手数料が別途徴収される場合は入力額が変わるため、必ず最終表示を確認してください。
| 出金先銀行 | 3万円未満 | 3万円以上 | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 三井住友銀行 | 220円 | 440円 | 出金額・控除方法 |
| それ以外の銀行 | 550円 | 770円 | 登録口座名義と支店情報 |
申請完了でも、銀行への着金が終わったとは限らない
bitFlyerの出金反映FAQによれば、平日14時30分より前の出金申請は原則当日または翌営業日中に手続きされ、14時30分以降の申請は原則翌営業日または翌々営業日中に手続きされます。これは銀行への着金時刻を保証するものではありません。週末・祝日・銀行側の処理や確認状況で前後します。たとえば金曜日の15時に申請した場合、土曜日中に必ず振り込まれると見込まないことが大切です。
出金先の銀行口座が未登録、名義が異なる、アカウントの確認が完了していないといった状態では手続きが止まることがあります。特にドコモSMTBネット銀行以外の対象クイック入金・コンビニ入金では、入金額相当の資産に7日間(168時間)の出金・送付制限がかかるケースがあります。この制限は売買の禁止ではありません。売れたのに出金できない場合は、先に入金方法と入金日時を確認してください。
出金申請のあと銀行に反映が見当たらなければ、①bitFlyerの申請状況、②出金先口座情報、③申請日・時間帯、④銀行の営業日・入金明細の順に確かめます。送金を二重に申請せず、bitFlyerの公式窓口へ申請日時と表示される状態を伝えてください。出金条件の詳細はbitFlyer公式の出金FAQで確認できます。
知っておくべき取引所と販売所の違い
売却方法でも触れましたが、「販売所で売却」、「取引所で取引」の違いについて解説します。これを知っておくと、費用を抑えて仮想通貨を取引できるようになります。
結論から言うと、販売所はビットフライヤーとの売買なのに対し、取引所はユーザー同士の取引です。
大きな違いは、スプレッドです。一般的に、販売所のスプレッドより取引所のスプレッドの方がとても小さく(安く)なります。
スプレッド
買う値段と売る値段の差のこと。実質的な手数料。
例えば、ビットフライヤーの販売所では、約328万円で購入したビットコインはすぐに売ろうとしても約309万円になってしまいます。(2022/9/11時点)
この2022年時点の提示価格は現在のレートではありません。売却時は画面に表示される最新の売値・買値と、取引所の成立価格・手数料を比較してください。

また、販売所では、仮想通貨業者が定めた価格での購入、売却しかできないのに対し、取引所では、ユーザー同士の取引なので、指値と言われる指定した価格での取引が可能です。
仮想通貨に慣れてきて、購入や売却の回数が増えてきたら、「取引所」での取引を覚えた方が取引コストを安く抑えられます。
取引可能な銘柄・ペアはサービス区分により異なり更新されるため、取引前にbitFlyer公式の銘柄・手数料案内で確認してください。
販売所と取引所のコストは、受取日本円で比べる
販売所は「売買手数料無料」と表示されても、bitFlyerが提示する買値・売値の差(スプレッド)があります。一方、かんたん取引所やLightning現物では所定の売買手数料と注文が成立する価格・数量の条件を見ます。取引所がいつでも必ず安く、すぐ売れるという意味ではありません。
仮に0.002 BTCを売るとき、販売所の架空の売却提示価格が1 BTC=970万円なら、見積りは19,400円。別方式で1 BTC=988万円で0.002 BTCがすべて約定し、手数料の影響を円相当額で比較するため、仮に0.15%を費用とすれば29.64円相当です。ただしbitFlyerの公式表では売買手数料は約定数量に対する暗号資産単位で示されるため、この差引計算を実際の日本円残高と同一視しないでください。これは計算方法の比較用に置いた条件であり、現在のレート、約定、適用手数料率を示しません。取引所では未成立や一部成立の場合もあり、価格・手数料を確定前に必ず確認します。
ビットコインなど暗号資産を売却して利益が生じた場合は、税務上の計算が必要になることがあります。保存する記録は売却数量、日時、約定金額、売買手数料、取得金額をたどるための履歴です。取引の回数やほかの所得状況によって申告判断は変わるため、詳細は仮想通貨の損益計算と国税庁の暗号資産等に関する税務FAQを参照してください。
まとめ
今回は、ビットフライヤーの仮想通貨売却、出金方法を解説しました。売却の操作に加え、日本円出金には審査・銀行処理の時間が必要です。着金日時まで一律に見積もることはできません。
慣れてきたら、販売所ではなく、スプレッドが小さい取引所での取引をおすすめします。手数料は取引コストですので、安ければ安いほど良いです。
もし困ったことがあれば、コメントかInstagramのDMで聞いていただければお答えします。
インスタアカウント→初心者のための仮想通貨講座
売却数量と受取見積額、出金手数料と着金状況を順に確認して進めてください。



コメント